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好きな女性と話せない!マイクロカウンセリング技法を紹介!

「好きな女性と会話できるのが嬉しい!でも自分はコミュ障だから、すぐに会話が終わってしまう…」。
男性は口下手な人が多く、コミュニケーションの悩みを抱えやすいです。
この記事では、心理学の博士が恋愛のお悩みについてアドバイスします。

[box04 title=”今回のお悩み”]
アルバイト先に好きな女性がいます。
たまに休憩時間が重なるので話す機会があるのですが、自分がコミュ障だから、すぐに会話が終わってしまって気まずいです。
どうしたら会話を盛り上げることができますか?
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目次

「話す」ことよりも「聴く」ことを重視してみよう!

リア充、チャラ男というように、今でこそ話し上手なイメージの男性も増えてきました。
でも、もともと日本人の男性には口下手でシャイな人が多いです。
そのため、上手に話せないのはある意味仕方がないことなのかもしれません。
会話が苦手で悩んでいる人は、「話す」よりも「聴く」ほうを重視してコミュニケーションを取るようにしてください。

プロのカウンセラーは悩みを上手に聞きだしますよね。
実は、カウンセラーはこの「聴く」技法を専門的に身に付けているから、上手に話を聞くことができるのです。
この技法はマイクロカウンセリングと呼ばれます。
私も大学生の頃の実習でマイクロカウンセリングの技法を使って友人の話を聴いたのですが、友人から「しっかり話を聞いてもらえた気になった」と言われました。
特別な能力や技能のない私でも簡単に実践できるものですから、ぜひ好きな女性との会話に活用してください。

今回の記事ではマイクロカウンセリングの中でも表情や視線などの非言語的コミュニケーションに特化してお伝えします。
表情なんて分かってるよ…と思われるかもしれません。
でも、メラビアンの法則で言われていることですが、人は情報の55%を目から取り入れています。
一方、話の内容はわずか7%です(ちなみに残り38%は声のトーンや口調、速さなどの聴覚情報です)。
それだけ、話の内容よりも、目で見える情報・耳から聞こえる情報は大切です。

以下が、マイクロカウンセリングの非言語的コミュニケーションの技法です。
全部で6つあるので、紹介していきます。

マイクロカウンセリングの非言語的コミュニケーションの技法

会話の始めは笑顔から(アイス・ブレイキング)

会話は笑顔でスタートしてください。
笑顔を向けられると「自分は受け入れられている」と感じるため、彼女はほっとします。
そうすると、会話が弾みやすい雰囲気の下地ができあがります。

視線

相手に向ける視線には「あなたの話しに興味がありますよ」という意味があります。
そのため、会話をするときには好きな女性のほうを向いてください。
気恥ずかしいからといってそっぽを向いてしまうと、あなたが自分の話に興味がなかったのだと彼女は思い、落ち込むでしょう。
直接目を見るのが恥ずかしい人は、肩など顔の周辺を見るようにしましょう。
ただし、視線をずっと相手に向けすぎるのはよくありません。
人はあまりに自分を見つめられすぎると、自分の内面を見抜かれているようで恐怖に感じます。
特に大人しい女性はそうではない女性と比べ、ずっと見つめられることにより「自分の内面を見透かされているのではないか」という気がして不安に感じます。
たまに視線をはずすといったように、視線を適宜調整してください。

ボディランゲージ

会話を聴くときに「うんうん」とうなずきますよね。
このうなずきも大切なボディランゲージの1つです。
他にも、リラックスした態度で話を聴くということも大切です。
「あなたとの会話は自分にとって楽しい」ということを態度で示しましょう。

声の質

会話している相手の雰囲気や声のトーン、大きさ、話すスピードに合わせて、あなたも言葉を返してください。
そうすると親密度がアップし、会話の雰囲気がさらに良くなるでしょう。
ただし、会話している相手が怒っている場合や怒鳴っている場合には、彼女に合わせてはいけません。
ますます彼女の怒りがヒートアップしてしまうためです。
できるだけ落ち着いた雰囲気で話を聴いてあげ、彼女をクールダウンさせましょう。

言語追跡

会話は相手の発言を優先させてください。
相手の発言に自分の発言をかぶせてはいけません。
会話内容を変えたりせず、その話をひたすら聴いてください。

その他

会話相手との距離も重要な非言語的コミュニケーションの要素です。
人と人との距離関係はパーソナルスペースと呼ばれます。
ぐいぐい来る人には何か圧倒されますよね。
そんなふうに適切な距離感というものがあります。

パーソナルスペースには4種類ありますが、ここではアルバイト先での好きな女性との会話に関係してくる社会距離、個体距離、密接距離についてご説明します。

社会距離

社会距離とはビジネス関係の相手とのときに取られる距離です。だいたい120cmから360cmぐらいです。
もし好きな女性がアルバイト先の先輩で、アルバイトしか接点がなく普段からそこまで会話している相手でもないのなら、1.5mぐらいの距離から会話すると、相手に「何か距離感近いなこの人」という圧迫感を感じさせずに済みます。

個体距離

個体距離とは友人関係のときに取られる距離です。
だいたい45cmから110cmぐらいです。好きな女性から信頼されていて、ある程度友好的な関係が築けているのなら、1m前後ぐらいの距離が会話にちょうどいいです。

密接距離

密接距離とは恋人、母と子どものように愛情を感じる者同士の間で取られる距離関係です。
だいたい0cmから45cmぐらいです。
恋人でもない人にこの距離の範囲に入られると、相手は不快に感じます。
そのため、距離の詰め過ぎには注意してください。

なお、パーソナルスペースは性別や性格によって変わります。
そもそも女性は男性よりもパーソナルスペースが広い傾向にあります。
そのため、近づきすぎには注意してください。

また、シャイな女性はそうではない女性よりもパーソナルスペースが広いです。
あなたが感じるよりも相手は距離が近いと感じ、緊張してしまうかもしれません。
 
[box04 title=”結論”]
会話が上手くできない方は、「聴く」ことに重点を置いてください。
今さら表情や視線、ボディランゲージの使い方なんて…と思われるかもしれません。
でも、人の情報は目で見たものが55%も占めます。
ちょっと意識するだけで、会話の雰囲気が和やかなものに変わるでしょう。

声の質や、相手の話を遮らないこと、相手との距離も会話においては重要です。
一度にすべてを意識しようとすると大変だと思います。
少しずつでいいので、好きな女性に合わせて非言語的コミュニケーションを合わせていきましょう。
そうすると、今以上に会話が弾むと思います。
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