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赤ちゃんが泣いてるときは、どうしたらいいの?心理学博士ママが答えます。

2018 10/26
赤ちゃんが泣いてるときは、どうしたらいいの?心理学博士ママが答えます。

「望んで生んだ赤ちゃん。でも、いざ泣いている赤ちゃんを目にすると、どうすればいいか分からない…」。
新米ママなら当たり前の悩みです。
この記事では、2歳男児を子育て中の心理学博士が育児の悩みについて一緒に考えます。

[box04 title=”今回のお悩み”]
生後2か月の赤ちゃんを育てています。
生後1か月の頃までは里帰りをしていたので、親に頼りながらなんとかしていました。
でも、今はずっと家に赤ちゃんと二人きりで、赤ちゃんが泣くとどうしたらいいのか…。そんな日々です。
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目次

子どもの気質(生まれながらの性質)は大きくは4つに分類される

赤ちゃんと自分、2人しかいないのに赤ちゃんに泣かれるのとつらいですよね。
だって、自分しか赤ちゃんを泣き止ませることができる存在はいないのですから。
テレビや本で見る赤ちゃんみたいにあやすと笑ってくれるといいのですが、現実はなかなか上手くいきませんよね。

このお悩みを持ったママ・パパにまず言いたいことは、「泣いた赤ちゃんを上手くあやせないのはあなたのせいではない」ということです。
精神科医トーマスとチェスによると、子どもの気質(生まれながらの性質)は大きくは4つに分類されます。

扱いやすいタイプ

生活リズムが規則的、新しいことにも積極的ですぐ慣れるタイプです。
機嫌よくニコニコ笑っていることが多いです。
テレビや本で見る理想のイメージの赤ちゃんですね。
全体の40%ぐらいがこのタイプにあたります。

立ち上がりが遅いタイプ

生活リズムは規則的ではありますが、新しい環境に適応するのに少し時間がかかります。
ゆっくりと慣れていくタイプです。全体の15%ぐらいがこのタイプにあたります。

扱いにくいタイプ

睡眠・排泄・食事などが不規則になりやすいタイプです。
新しい環境にかき乱されやすく、ぐずり、泣きが激しいです。全体の10%ぐらいがこのタイプにあたります。

平均的なタイプ

(1)~(3)の中間層のタイプです。全体の35%ぐらいがこのタイプにあたります。

トーマスとチェスの分類から言えることは、みんながみんな育てやすい赤ちゃんというわけではないことです。
たまたま自分のところの赤ちゃんは「扱いやすい」タイプではなかったのかもしれない。
「扱いやすい」タイプ以外は全体の60%です。
確率は半分以上なら、おかしくはありません。
それならそれで、そう考えておいて冷静に対処しましょう。

ママが里帰りから戻ったのなら、赤ちゃんにとっては引っ越ししたように感じるでしょうね。
私たちだって引っ越ししたら、新しい環境に馴染むまでに数か月はかかりますよ。
それと同じです。
赤ちゃんからすると、お腹から出て外の環境(ママの実家)に慣れたと思ったら、また引っ越しです。
これは大変です。
もちろん、里帰りしていなかった赤ちゃんであったとしても、そうです。
お腹から引っ越して2ケ月です。何の説明もなしに、2ケ月で外界に慣れろというのは大変ですよね。

では、赤ちゃんにどう接すればよいのでしょうか。
一番いいのは赤ちゃんを安心させることだと思います。
そういう意味でも、授乳したり、抱っこを積極的に行ってあげてください。
抱き癖がつくというのは迷信ですので、放っといていいです。
また、興味があるものに意識をそらさせるのも有効です。
赤ちゃんの頃は目や手よりも口が感覚器官として一番発達しています。
もし、ぬいぐるみやガラガラなどで泣き止まない場合は、おしゃぶりも一つの手として考えてみてください。

[box04 title=”まとめ”]
赤ちゃんが泣き止まないのはママ・パパの責任ではありません。
授乳したり、抱っこしたりするなどして、赤ちゃんを安心させてあげてください。
また、おしゃぶりのように口を使ったおもちゃも、赤ちゃんを泣き止ますのに有効です。
もともと、全体の60%は扱いやすいタイプの赤ちゃんではありません。
赤ちゃんがすぐ泣き止まなくてもあなたの育児が間違っているわけではないのです。安心してください。
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