育児・幼児教育

保育園に預けられる赤ちゃんはかわいそう?メリットとデメリットについて

お仕事の都合で1歳になる前から保育園に赤ちゃんを預けることもあると思います。
周りから子どもがかわいそうという目で見られると、本当に良かったのかな…という迷いが出るでしょう。
この記事では、2歳男児を子育て中の心理学博士ママが育児の悩みについて一緒に考えます。

今回のお悩み

仕事の都合で、生後6か月の赤ちゃんを保育園に預けようか悩んでいます。
両親も義両親も、「そんなに小さいころから預けるなんてかわいそうだ。せめて1歳になってからでは無理なのか?」と、保育園に預けることに積極的ではありません。
ただ、私のところの会社では育児休暇をもう1年取ることは難しそうです。
どうしたらいいでしょうか?

保育園に預けるメリットとデメリットについて

赤ちゃんと仕事、どちらを取るかの板挟みで悩んでいるのですね。

一昔言われていた言葉に、「三歳児神話」というものがあります。
これは、三歳児までは人任せではなく母親がちゃんと育てないといけないと、子どもの成長に悪影響が及ぼされると言っています。
ただ、これは現在では否定されている理論です。

子どもにかかわるのが母親だけである必要はありません。
母親だけではなく、自分のことを慈しみ、守ろうとしてくれている他者と接することで、基本的信頼感(自分も他者も自分が生きている世界も信頼できるという信頼感、生きていく上での基盤)が養われていきます。
そのため、保育園に子どもを預けることに引け目を感じる必要はないと思います。
仮にもし自分が1歳の頃に保育園に預けられたとして、あなたはそれを悲しかったと覚えていると思いますか。どうしても、引け目を感じたらそう考えてみてください。

保育園に預けるメリット

保育園には子育てのプロである保育士の保育、栄養のプロである栄養士による食事など、その子どもの成長を促してくれるものもたくさんあります。
また、子育て前の仕事と違って、子育てしている時の仕事は他の人と会話できたり、自分のペースで昼食を食べることができるなど、リフレッシュにつながります。
煮詰まった頭よりもリフレッシュできた状態でママがいることのほうが、子どもの心身に良い影響を及ぼすでしょう。

保育園に預けるデメリット

保育園に預けることのデメリットとして、子どもの「初めて」の成長を直に目で見ることができないことが挙げられます。
初めてのハイハイや初めてのタッチ、初めての歩行などを保育園の先生などが先に見ることになるかもしれません。
また、育児することにより仕事とは違った自分磨きができます。「育児は育自」というように子育ては自分育ての期間でもあります。
子どもを育てる中で、自分もこんなに大切に育てられてきたのだなと気づくことで、改めて自己肯定感が養われるでしょう。
また、子どもの言葉・動きを通した世界を見ることで、今の世界をより鮮やかに捉えることができるでしょう。

そのため、子どもを保育園に預けるのは子どもが可哀想だからといった理由で悩む必要はありません。
保育園に行くことには、子どもにとってもメリットがあります。
子どもの保育園で悩む場合、「子どもがかわいそう」という理由で悩むのではなく、どちらのほうが親子共により素敵な人生を歩めるのかといった視点で悩むようにしてください。
そうすると、どちらを選んでも後悔しないでしょう。

まとめ

赤ちゃんの頃から保育園に預けられることは、決して可哀想な事ではありません。
赤ちゃん保育園に通うこと・通わないことのどちらにも、親子共にメリットがあります。どちらを選択する方がより素晴らしい人生を送れるかといった視点から選んだのなら、後悔はしないでしょう。