クレジットカードの種類をどれだけ知っていますか？

2018 9/22

2018年9月22日 2018年9月22日

一言でクレジットカードと言ってもその種類は豊富で分類の仕方もさまざまです。
ここでは色々なクレジットカードの種類や分類について学んでみましょう。

プロパーカードと提携カードの違い

クレジットカードはカード発行会社が発行しますが、企業と提携して発行することがあります。
一般的な企業にはクレジットカードを発行するノウハウも資格もないので、自社のサービスを提供するクレジットカードを発行するにはカード発行会社に受託するしかありません。
こうして発行されたカードは提携カードと呼ばれていて現在の日本では主流となっているクレジットカードです。
一方で企業との提携無しで発行されているのがプロパーカードで、サービスもクレジットカード会社またはカードブランドが適用しています。

プロパーカードも提携カードもカード会員にとっては使い勝手は同じで、申し込みをする場合はそれほど意識する必要はありません。
自分が使いたいサービスが提供されているかどうかで判断しましょう。

プロパーカードの例

三井住友VISAクラシックカード
JCB一般カード

提携カードの例

ANA VISAカード（三井住友カードとANAの提携カード）
ANA JCBカード（JCBとANAの提携カード）

クレジットカードのグレードによる違い

クレジットカードにはグレードがあります。
グレードが高くなるほど年会費も高くなり、提供されるサービスの質も高くなります。
社会人1年目の皆さんはまずスタンダードカードやクラシックカードとも呼ばれている一般カードからスタートしましょう。

一般カード

三井住友カードはクラシックカード、JCBでは一般カードと呼ばれている最もスタンダードなクレジットカードです。
クレジットカード会社を代表するカードと言ってもいいでしょう。
クレジットカード会社によって年会費は無料の場合もありますが、一般的には初年度は無料、次年度以降は税別1250円の年会費が標準です。
ポイントプログラムや海外旅行傷害保険といった付帯保険、優待サービスなど標準的なサービスが提供されています。

ゴールドカード

年会費は税別10000円が標準のステータスの高いクレジットカードです。
一般カードにはない特徴的なサービスとして空港ラウンジサービスがあります。
また、20代向けに年会費3000円～5000円のゴールドカードも発行されています。

プラチナカード

基本的には申し込みができず、ゴールドカード会員に招待状を発行して会員を募集しています。
三井住友VISAプラチナカードやJCBザ・クラスといったプラチナカードが有名です。
年会費は税別50000円と高額になりますが、世界中の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパス（年会費399ドル）の会員登録が無料でできます。
それ以外にもコンシェルジュサービスと言った室の高いサービスが付帯されます。

プレミアムカード

プラチナカードもプレミアムカードの一つですが、さらに上の最上位カードも存在しています。
アメリンエキスプレスのセンチュリオンやダイナースクラブプレミアムカードがその代表です。
年会費は10万円を超えていて、黒を基調としたデザインのためブラックカードという名称でも呼ばれています。
富裕層向けの高級カードですが、サラリーマンでも持っている人は少なからずいるので、時間とお金をかければ手にすることは可能です。