格安SIMを利用するためには、原則としてクレジットカードが必要です。そのため、クレジットカードを持ちにくい主婦や学生だと格安SIMが使えないことがあります。
しかし、一部の格安SIMでは口座振替で契約することができます。口座振替が使える格安SIMなら、クレジットカードを持っていない人でも契約可能です。
今回は口座振替が使える格安SIMをまとめました。
口座振替が使える格安SIM一覧
2018年10月現在、主要な格安SIMのうち口座振替が使えるのは以下の4つです。
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- UQモバイル
- 楽天モバイル
BIGLOBEモバイル
インターネットプロバイダとして知られるBIGLOBEの格安SIMです。BIGLOBEモバイルでは、データ通信のみが利用できる「データ通信専用SIM」に限り口座振替ができます。
データ通信と電話が利用できる「音声通話SIM」では口座振替は利用できません。
最近ではLINEなどでやりとりを行い、電話はあまり使わないという人も多いでしょう。とは言え、緊急時に電話を使えないのはやはり不便ですよね。
そう考えると、データ通信専用SIMでしか口座振替ができないBIGLOBEモバイルはやや使いづらいと言えます。
mineo
関西電力グループのケイ・オプティコムが手掛ける格安SIMです。本来、mineoでは口座振替は利用できませんが、同社の光回線「eo光」の料金を口座振替で支払っている場合のみ、mineoの料金も口座振替で支払えます。
特定の光回線サービスを使っている人のみということなので、mineoの口座振替を利用できる人が限られるてしまうのがデメリットです。
eo光を使っている場合はネットとスマホの支払いを1つにまとめることができて楽なのでmineoの口座振替がおすすめです。
UQモバイル
KDDIグループのUQコミュニケーションズが手掛ける格安SIMで、auのサブブランドに位置付けられます。
UQモバイルでは店舗から契約するときのみ、口座振替で申し込みができます。オンライン手続きや電話で申し込む場合はいったんクレジットカードで申し込んだ後、支払い方法変更手続きをして口座振替に切り替えないといけません。
つまり、クレジットカードなしで申し込めるのは店舗で契約する場合のみです。ただ、UQモバイルのショップはauショップと併設されているケースが多く、店舗数が非常に多いため比較的店舗で契約しやすいと言えます。
それ以外に口座振替のデメリットはとくになく、別途手数料もかかりません。したがって、店舗が近くにある人に限られますが口座振替を利用したい人にとってUQモバイルはかなりおすすめの格安SIMと言えます。
楽天モバイル
楽天グループの格安SIMです。楽天モバイルではネットから申し込む場合も口座振替を選択できます。とくに条件もなく、通常の申し込み方法と全く同じ手順で口座振替による契約が可能です。
しかし、口座振替の場合は別途手数料100円がかかります。そこまで高額ではないものの、手数料がかかってしまう点には気を付けましょう。
楽天モバイルは楽天スーパーポイントを月額料金の支払いに充てることができます。普段から楽天のサービスを利用しており、ポイントがたくさん貯まっているなら口座振替にかかる手数料をスーパーポイントで補うことも可能です。
口座振替が使える格安SIMのおすすめは?
ここまで口座振替が利用できる格安SIMを4つ紹介してきましたが、その中でもおすすめなのはUQモバイルです。
すべてのプランで口座振替が使えますし、手数料もかかりません。新規申し込みで口座振替を使えるのは店舗だけというデメリットがありますが、店舗の数が多く全国各地に展開しているため比較的契約しやすいです。
UQモバイルは通信速度が格安SIMの中でトップクラスに速く、音声通話が無料になるサービスも充実するなど、口座振替が使えることを除いても優秀です。
口座振替で格安SIMを契約したい人は検討してみてください。