株って危険、株は損する、株はギャンブルだと思っている人が少なくないようですが、それは誤解です。上手に活用すれば株投資は節約にもなるんです。ここでご紹介したい節約的株投資は、株主優待活用術です。
株主優待とは?
株主優待って聞いたことありますか?株主優待とは、年に1,2回、会社から株主へ贈呈されるプレゼントのことです。株を買ってくれてありがとうという感謝の気持ちですね。ビジネス的に言うと、株主優待を設定し、一人でも多くの人に株を買ってもらおうというのが会社側の狙いです。
株主優待にはさまざまな商品があり、会社ごとに商品が違います。ですから、自分の好みで魅力的な優待を設定する会社の株を買うことで、その株主優待を受取れるわけです。
どんな株主優待が節約になる?
いろいろな株主優待があるとは言え、前提は節約。節約に貢献できる株主優待を選択しなければなりません。節約になる株主優待には、以下のものがあります。
クオカード、ギフトカード
コンビニや各店舗で利用できるクオカード、ギフトカードは間違いなく節約になります。
実際、クオカードやギフトカードを優待として設定している会社は数多くありますので、それら会社の中で業績の良い会社、比較的割安で買える株を探して購入しましょう。
各割引券、優待券
会社が運営する店舗内で使える割引券や無料優待券を優待商品として設定する会社はたくさんあります。よく行く店舗を運営する会社が割引券などを優待商品としているなら、狙ってみると良いかもしれません。
一例ですが、イオンは100株以上の保有者に、買物料金が3%OFFになる株主優待カードを発行してくれます。家の近くにイオンがある人、イオンを頻繁に利用する人はイオンを狙えば節約になるというわけです。
配当金もお忘れなく
株主優待各商品を上手に利用すれば節約になるのですが、もう一つ、配当金の存在もお忘れなく。一会社の株主になると、優待商品が貰えるだけでなく配当金も受取れます。配当金とは、銀行預金の利息みたいなもので、年に1,2回、定期的に支払われるお金です。
配当利回り(株価に対する配当金の割合)が高い株を狙えば、それ相応の収入になるということ。節約に直結します。株主優待と同時に配当金は設定されているか、株の銘柄選別時に確認してみましょう。